台南永楽市場で買った中華T

台南では、若者たちが台南という地域を盛り上げています。若者たちは新しい文化や流行りに敏感。台南の若者には超有名な人気おしゃれショップに行ってきましたのでシェアさせていただきます〜

台南・永楽市場の2階にひっそりと佇む「香蘭男子電棒燙」は、古き良き昭和感漂う理髪店の雰囲気をそのままに、ファッションとデザインで今を映し出すユニークなお店です。ここで購入した中国語Tシャツはインパクトもありお気に入り♪

目次

香蘭男子電棒燙ってどんな場所?

元理髪店をリノベ
「香蘭理髪廳」として約60年以上続いた理容室の空間をそのまま利用し、店主が設計出身の観点から「老屋新力」の感覚で再構築したショップです。旧時代の理髪椅子や梳妝台、蒸気箱、鋼琴壁燈などのディテールがそのまま残り、ノスタルジックなたたずまいを醸し出しています。

入り口からしてレトロ

これぞ台南の建物。石で作られた建物?なので暑い日中でも建物の中に入るとひんやり。そして陽がささない分、建物の中の廊下は真っ暗です。団地のような建物の中にこのお店はあります。このお店の他にも若者の古着屋さんやBarなど古い建物で若者が新たなビジネスをしている、そんなニューオールドな雰囲気がダダ漏れています♪

やはり人気店。オープンと同時にお洒落な雰囲気の人が集まってきていました。

店内の雰囲気と体験

時代にタイムスリップしたかのような空間
昏暗で磨石床(モザイクモルタル)や壓花毛ガラス、古い木製ドアなどが連なるレトロな佇まいで、まるで昭和から時が止まったよう。入った瞬間に思わず「あ、懐かしい」と感じる空気があります。昭和感。

ローカル×クールをまとう選物店
店内では、Tシャツや帆布バッグ、ステッカー、キーホルダーなど、オリジナルの「純」ロゴアイテムが販売されています。デザインは台湾の庶民文化や古い理容店のロゴなどをモチーフに。観光客だけでなく地元の人からも支持される“台南らしさ”が詰まっています。大人だけではなくキッズ用のTシャツも同じデザインで購入できるのが嬉しい!

この豆花店向かいのイカ料理店の2階にあります

店舗の場所 & 営業情報

場所:台南市中西区 国華街三段123-193号 永楽市場2

アクセス:阿松割包近くの階段を上り、市場の暗い通路を抜けると「香蘭男子電棒燙」の古びた可愛い木製ドアが目印。

営業日:おもに金・土・日(+月曜になることも)13:30〜18:00。←事前にSNSでの臨時営業情報確認が安心です。

お店の横に猫がいました。店内にも猫がいたなあ

純であることへの共鳴

キッズ用Tシャツ 120サイズもありました

台南・香蘭男子電棒燙の店主さんは元々デザイナーとして、地方に残る派手で雑多な色彩や看板(例:八仙彩や金ぴか装飾)を“ちょっとダサい”と感じていたそうです。しかし、歳月を経て見直すうちに、それらが作られた背景や人々の感性、そして土地に根ざした生活文化の一部として持つ“純粋さ”に気づいたといいます。

永楽市場の階段2階にあった壁はステッカーだらけ

ここでいう「純」とは、

  • 商業的に洗練されすぎていない
  • 見栄えや効率よりも、生活者の実感や地元の美意識を優先している
  • 流行や外部評価に左右されず、“地元の人が良いと思う形”をそのまま守っている

といった、飾らない本質的なローカルの姿を指しています。

店主さんはその「純」さに共鳴し、古い理髪店の空間や意匠をそのまま残しつつ、そこに現代的なデザインやプロダクトを融合させました。結果、「香蘭男子電棒燙」は、ただのレトロ空間ではなく、土地の純粋な美学を現代に翻訳した場所になっています。

日本の方から外国の方にも声をかけられることの多いこのTシャツ。笑 「アイロンパーマ」って後ろには大きく書いてあるしツッコミどころは満載。しかしお店の背景にはこんな店主の想いがあったとは。「決して飾らなくていいそのままでいいんだよ」というメッセージ、強く同感します。

ぜひ台南に行った際には「香蘭男子電棒燙」を覗いてみてくださいね。

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