30代でも中国語検定4級に合格できた件

台湾に初めて旅行してからというものの中国語に憧れるようになりました。台湾人が話す中国語の音がなんてかわいいこと。今までの中国語のイメージとはなんか違う。心地良良い音に魅せられ、いつか話せたら良いな、と思うようになりました。そこから独学を始めました。(NHKラジオ講座など)その後もう何年も大して勉強はしていなかったのですが今年に入ってから「中国語検定を受けてみようかな」と思うようになり、参考書を購入し約5ヶ月で合格ができました。

ここでは中国語検定4級を受けようとしている方向けに、どんなレベルでどのような勉強をしたらいいのかをここではお伝えしていきたいとおもいます。社会人歴十数年で勉強生活から長らく離れていた、そんな私でも無事合格をすることができました。この記事を読んでこれから受験を予定している方に少しでもお力になれるとうれしいです。

目次

中国語検定4級のレベルは?

日本中国語検定協会は中国語検定4級のレベルについて、中国語の基礎をマスターして簡単な中国語の会話ができる状態だと説明しています。つまり旅行先での中国語を使ったカタコトな会話や簡単な自己紹介などができるということのようですが、中国語検定4級を合格した自分はいざ台湾人と話す際は「カタコト会話」で成り立っています。中国語で質問されても「もう一度ゆっくり言って」と聞き返すことのほうが多い。でもなんとなく言っていることの5割は理解できているかな、いないかなレベルです、、。(曖昧すぎてごめんなさい)

中国語検定の合格率は例年45〜65%あたりですが、その時によって大きく差があるようです。私が受けた第112回の試験の合格率は58.6%でしたが、同年の第111回では68.8%と10.2Ptも差があります!第110回では59.7%なので、受けるときによって難易度も差が出てくるようです。基礎をマスターしたレベルと言っても覚えるべき単語や文法が多く、一定のリスニング能力も求められるため簡単に合格できる試験とは言えません。

photo:中国語検定試験公式サイトより

合格までの勉強期間は?

中国語検定公式サイトには、一般大学の第二外国語において一年以上の学習程度の勉強が必要です。」と書いてあります。中国語検定4級レベルでは、中国語検定4級の合格に必要な勉強時間の目安は120〜200時間と言われていますが、それもあくまで目安。早い人だと勉強開始1ヶ月で合格しちゃう人もいるとか(ひょえ〜!それは「天才」と呼びます。)

自分は2月末に参考本を購入して勉強を開始し、約5ヶ月間勉強をしました。といっても社会人と2人の幼児母なので、通勤時間の約1時間半と朝1時間半を勉強の時間にあて勉強しました。毎日コツコツできるタイプでもないので実際は週に3回くらいでしょうか。(3時間×60日間=約180時間)

うん、やっぱり目安の120時間〜200時間にあたっていました。

出題内容について

中国語検定4級はリスニング・筆記の2つのパートがあり、それぞれの配点は100点です。合格基準はそれぞれ60点以上。どちらかが60点を下回っていると合格はできません。

リスニング第1部:疑問文に答える
リスニング第2部:長文の聞き取り
筆記第1部:発音問題
筆記第2部:空欄穴埋め問題
筆記第3部:日本語の文章を中国語にする選択問題・単語の並び替え問題
筆記第4部:やや長い文章の空欄穴埋め問題・長文読解
筆記第5部:日本語を中国語に訳す

過去問と回答は公式サイトから確認できます。何年分ものアーカイブが残っているので試験前に解いてみるのがオススメです。過去問はこちら

実際の合格結果ですが、筆記の第1部発音問題がボロボロです。

勉強方法は?

勉強方法は人それぞれかと思いますが、私は参考書3冊を購入して勉強しました。今回やったことはペーパーレス学習(勝手に名前つけてみました)!ノートや鉛筆などは一切使わず勉強しました。私の学生の頃はノートと単語帳を買ってひたすら書いて覚えましたが、もうあれから20年。違う勉強法をしてみようとおもいやってみましたが、ノートは電子化、消しゴムのかすとかも出ないしペーパーレスでエコなのかな?結果良かったです!楽しめましたよ。

  • 参考書(Ipadのgoodnotesアプリで書き写す)
  • 単語(「キクタン」シリーズが良い!歩きながら、電車に乗りながら単語本を読みながら耳で何度も聴いて覚える。)
  • 過去問を解く(試験前1週間から毎日2回分解いてみる)過去問はこちら
  • YouTubeで勉強(たまには気分をかえてYouTubeで「中国語検定4級」と検索し単語や文法を学ぶ)
購入した3冊の本
キクタンシリーズはスマホにDLして歩きながら聞ける
Ipadのgoodnotesで書きながら学習

試験会場の雰囲気は?

私は横浜の会場でしたが、会場に入ると若者の多さに驚きました。そりゃそうか、ともおもいましたが大学生くらいの年齢の子が9割くらいいました。

わたしが大学生のころは、第二外国語に中国語を選択する人はかなり少数派だったようにおもいますが、もう違うのかな?あと地域性もあるかもしれませんが、この子達がこれからの未来を支えていくのか、と頼もしくもおもいました。(勝手に何様感)

会場を見渡すと、学生の皆さんたちは試験ギリギリまで参考書を見ながら学習し、机には腕時計ときれいに削られた鉛筆3本と消しゴムがきれいに並べられていて、その感じがとーっても懐かしかったです。学生さいこう!

私はというと出発ギリギリで家からシャープペンを持ってきましたがシャープペン芯が3センチくらいしか残っておらずハラハラ。大人の余裕なんてありませんでした。

さいごに

中国語検定4級は勉強すればそれなりに合格ができるレベルです。他の人の意見やコメントを見ていても半年くらいの勉強でみなさん合格している印象を受けるので参考にしてみてください。私もながら学習で合格できましたよ!そして合格後の達成感が素晴らしい!(合格発表があった日はお肉屋さんで普段買わないようなグレードの良いお肉を買ってお祝いしました♡あ〜うれしかった)学ぶことっていくつになっても楽しいと思えました。長文を読んで頂きありがとうございました。




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